タタラは手びねりの一種で板状にした粘土を成形して作品を作る方法になります。
ロクロよりも平たい作品を作るのに適しています。
手びねり同様、形を自由に調整できます。最初が板状ですからお皿や食器プレートなどが簡単に作る事ができます。
粘土をタタラ板と呼ばれる板を両再度に置き、縦横に均一にのばします。
タタラ板は同じ厚みをしており、これを重ねた枚数で作品の厚みを決めることができます。タタラ板を使って粘土を切断します。
こちらでは「平皿」を作例に制作過程をご説明します。
布や木の皮などを使い模様をつけます。模様に決まりはないので自由な発想で好きな模様をつけてください。
今回は「木の皮」を使って模様をつけます。
平皿をフチを少し起たせたデザインにしあげます。
起こす方法は直接折り目をつける方法もありますが、今回はフチの下に粘土を置く方法にてご案内します。
全ての角に粘土の球を全ての辺にひも状に伸ばした粘土を置きます。これで、このまま乾かせばフチを起たせたデザインの完成です。
乾燥期間を設け、素焼きを行います。
素焼きしたものに絵付けをし、ゆがけをします。
最後に行うのが「本焼き」です。
素焼きの時と違い、炉の温度を1200℃以上で焼き上げます。
以上で完成となります。
どの作品を作るにしても基本的な工程は変わりません。
各所詳しいご説明は、ご訪問いただいただ際にスタッフよりご説明差し上げます。